東京民医連

東京民医連のご紹介

みんいれんTOKYO(機関紙)1面の記事の抜粋です

現場の声を国会へ
第17回青年国会行動研修
必ず投票に行って自分の意思を示そう
医療・介護の要請に24議員が賛同
戦争法廃止の要請に16議員が賛同

 5月18日、第17回青年国会行動研修が行われ、22法人から303人が参加。民医連の先輩職員から新入職員へのメッセージとして、健友会の谷川智行医師が講演。現場で起きていることを例に引きながら「黙っていたら、(政治は)どんどん悪くなる」との話に参加者からは、「苦しんでいる人の力になりたいと思えば、社会や政治から目をそらしてはいけない」などの感想が出されました。
 イギリスの医療社会学者から引用した“上流と下流の話”には、「上流(疾病の社会的決定要因)を改善しなければ下流(医療現場)では解決しない」との気づきが出されました。
 午後は各法人のグループごとに請願を行いました。衆・参合わせて222人の議員へ要請。「憲法をいかして安全・安心の医療・介護の実現を求める要請書」と「『平和安全法制』(戦争法)の廃止を求める要請書」への賛否を問いました。前者には民進党3人、日本共産党19人、社民党1人、生活の党1人で計24人の議員が賛同。後者には民進党3人、日本共産党11人、社民党1人、生活の党1人で計16人の議員が賛同しました。
 参加者の多くは新入職員、皆緊張しながらも、「貴重な経験だった」、「現場の声を少しでも届けることができてよかった」などのほか、「だまっているだけでは今の政治でOKであることになってしまう」、「患者さんの声を聞いて政治に届けることができるのは、自分たち医療者だ」などの感想が出されました。
 “これからの自分にできること”には、「政治についての関心を捨てない」、「署名などにも今後はもっと真剣に取り組みたい」などのほか、「次回は必ず選挙に行って、自分の意思をちゃんと示そうと思った」など、“投票に行く”との宣言が多く出されました。