東京民医連に職種ごとで若い職員がつくっている会があります。
■青年医師の会
ご存じのように現在、日本経済は戦後最悪の不況下にあり、企業の倒産や生活苦を理由とした自殺が後を絶ちません。
労働者は自らの健康を気にかける余裕すらなく健康を害しても少しくらいなら我慢する。そんなことが常識になりつつあります。また、福祉に冷たい今の日本では高齢者介護の問題も切実です。
みなさんがこれから飛び込もうとする医療現場は、社会の矛盾に満ちています。この厳しい現状のなかで、展望を失わずに働き続けるには、学ぶことと仲間の存在が第一です。自分たちの知識と技術は、国民の健康と人権を守るための武器です。
学びつつ思いを同じくする仲間ひとりひとりが堅いスクラムを組まなければ、真の意味で国民の健康と人権を守ることはできません。
民医連に飛び込むみなさんの勇気とヒューマニズムを讃えつつ、ともに働く仲間のエールを送ります。
■2002年青年医師の会総会
東京民医連青年医師の会は、7月27日総会を開催し、活発な討議を行い、新しい方針と役員を決めました。議論が集中したのは、「医師労働問題」と「研修に必要な教材の確保」です。「当直の次の日はせめて半日でも明けを保障してほしい」「呼吸・循環器シミュレーターや挿管シミュレーターなど、研修に必要な教材が不十分」「やめたり休んだりする研修医に声をかけ力になれないか、青年医師の会としてとりくむべき」など発言がありました。役員は「実態を調べ、各院所代表の運営委員と相談して対応したい」「研修に必要なものは東京民医連として確保してもらえるよう、研修委員会や関連機関に働きかける」と回答。
新会長の代々木病院の吉田宏志医師は「会員の意見をくみ上げてとりくみに生かすことが今年の重点課題」と強調しました。記念講演はフォトジャーナリストの森住卓さん。湾岸戦争から11年後のイラクで、アメリカ軍使用の劣化ウラン弾が原因と考えられる、奇形や白血病の子どもが増え続けていると、生々しいスライドで告発。
「無脳症などの重篤な赤ちゃんもめずらしくない。治療方法が明確な患者でも最低限の薬すらない現状に、医師たちは苦悩している。劣化ウラン弾の恐ろしさと、経済制裁による社会生活の崩壊を全世界に訴えたいと写真集『イラク・湾岸戦争の子どもたち』の英語版を作成・普及するカンパを呼びかけました。
■支えあう青年歯科医師の会
氷川下セツルメント診療所歯科 TA●
文京区、氷川下セツルメント診療所歯科の研修医となって三回目の夏が来ました。今では、小児から往診の高齢者までさまざまな患者さんを診る機会に恵まれています。
東京民医連では、私が入職した二〇〇〇年から青年歯科医師の会が発足しています。そもそもこの会が立ち上がったのは、一人の研修医の悩みを解決し、応援しようというところから。
提案者は新松戸診療所に勤める当時二年目のDr。それまで若い研修医たちは、職場での悩みを抱えながら毎日の該療をこなしていました。一人で悩みを抱え、誰にも相談できないまま辛い研修生活に耐えている者も数多くいました。
現在青年歯科医師の会は、ニカ月一回定例化され、十人近くいる研修医(一〜三年目)の技術的な交流だけでなく、院所の見学、症例検討、個人の問題解決に至るまで、多くの意見交換をしています。
研修医は多くの問題や不安を抱えています。毎日の診療の中で、自分の技術の未熟さを感じ落胆したり、職場での人間関係に悩んだり。しかしそこから得られるものも多くあることも知っています。
医療は「人」。その人を育てるのも「人」。私たち研修医は、患者さんに多くの事を学び、職場のスタッフや地域の人たちに育てられています。
これからも青年歯科医師の会と各研修医のがんばりにご期待下さい。
■若薬の会
東京民医連で働く若い薬剤師が、自ら学習会や交流の場をつくって活動している会です。同じ東京民医連の仲間を「点」のつながりでなく、「線」のつながりになるべく活動をしています。日常業務は大変ですが、薬学だけにとどまらない発想を大切に、いろいろな人と出会える場をこれからもつくっていきたいと思います。
■青年JB実行委員会
●東京JBの新年会
1月11日、東京民医連会議室では東京ジャンボリーの新年会。手作りの大型民医連カルタ・すごろくで盛り上がりました。
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