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| 研修の始めは自己紹介から。「相手が明るくなる質問を」との講師の指示に戸惑いも。 |
04年10月26・27日、ラパスホールにて新人薬剤師研修会が開催されました。入職後、初めての法人を越えての新人研修会とあってほぼ全員が参加し、学習だけでなく同期入職者どうしの交流も深まりました。
今回の総合テーマは「薬の副作用、薬害を防ぐために――薬剤師の役割」と題し、(1)患者対応と患者情報収集の基礎を学ぶ(2)薬害の実際と薬の見方、民医連薬剤師のこれまでの活動を学び、薬剤師としての理念や活動への理解を深めることを目的に行われました。
初日の午前は接遇マナーとコミュニケーションについて。(財)生涯学習開発財団認定コーチの高野まゆみ氏による実践的ロールプレイを交えた講義を通し、患者さんに安心感を持ってもらえる「ストレスをほとんど感じないコミュニケーションの手法」を学びました。
午後は薬歴作成に欠かせない「患者情報」をどう収集するかについて、現場看護師による、看護記録を作成している立場からの実践的な講義。単に病歴だけなく、患者さんの問題を的確にとらえ解決するためという、広い視野にたった情報収集について具体的な話がなされました。参加者からは、処方の疑義照会における他職種とのコミュニケーションでの悩みなど、活発な質問が行われました。
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| 最後はグループごとにまとめを発表。「5年後になりたい薬剤師像について」。 |
2日目は薬害と民医連薬剤師のとりくみについて、研修委員からの紹介が行われたあと、ご自身スティーブンス・ジョンソン症候群の被害者である湯浅和恵氏が講演。歯科医である湯浅氏は「自分も抗生剤や消炎鎮痛剤などを処方していたが、このような怖い病気・副作用があることを知らずに薬を提供していた。すごく怖いことだ、とつくづく感じた」と語り、発症率は非常に低いが、こういう副作用があることを医療従事者にはわかっていてもらいたいと述べました。また、薬剤師に希望する事として、「処方変更になった時は、何か理由があるので患者さんにたずねてほしい。抗ヒスタミン剤が処方されたときは薬疹ではないか確認してほしい」と窓口で即実践できる、具体的で、非常に大切なアドバイスをいただきました。
午後は「東京民医連における薬剤師活動の歴史と薬の見かた」と題し、東京民医連薬剤師部会代表が講演。薬剤師部会の活動の歴史を踏まえ、医薬品評価における客観的な基準の大切さや、患者個々人に応じた臨床的な判断力の重要性を訴えました。また、最後のグループワークでは、5年後になりたい自分の薬剤師像をまとめ発表が行われました。
参加者からは「仕事以外でも役立つ内容でよかった」「同じ立場の新人同士、何を考えて業務をこなしているかを知ることができ、刺激になった」「失敗が多く薬剤師になったことを後悔していたが、研修を通して前向きになれた」などの感想が出されました。
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