自己決定型学習の8つの要素
(ノールズ「おとなの学習者―忘れられた存在」)


好奇心を発展させたり持ちつづけたりする能力。この技能を別の言い方で表わすならば、おそらく「問題関心を広げることのできる能力」となるだろう。
自分を客観的に認識し、自分の行為に関するフィードバックを素直に受け入れる能力。
自分の学習ニーズを、人生における社会的役割を演じるときに必要な能力モデルに照らして分析する能力。・ 学習課題を、行為の成果を記述しながら明確にする能力。
人的、物的、経験的資源を、さまざまな学習課題を達成する目的に沿って明らかにすることのできる能力。
適切な学習資源を効果的に用いる方策を決めることのできる能力。
学習計画を体系的に、すじ道を立てて実施する能力。この能力は、論理的に思考する能力の糸口となる。
学習課題の達成を示すものを集め、その有効性を活動をとおして確認する能力。