東京民医連は全国の民医連の中でも大規模な県連であるため、全体を4ブロックに分割し、研究会や交流会開催などを進めています。
05年2月23日には、文京・北・荒川・板橋・練馬・豊島・新宿・台東・中央・足立区の一部にまたがる北中ブロックで、第1回薬剤師医療研究会を開催。当日は、口頭発表12演題・文書報告10演題が集まりました。
集まった演題は日常業務にすぐに活かせるものや、今後の薬局のあり方を考えさせられるものなど幅広い内容に。他の事業所の普段の業務や取り組みを交流しあい、それが刺激にもなり今後の仕事に大いに役立つ会となりました。
北中ブロックとして活動するようになって約2年。これまで不定期ながら合同で学習会等を企画し、各事業所で共通する問題や時事的に話題になっている事柄をとりあげています。また交換研修や日常業務の相互点検も重要課題として取り組んできました。
病院と保険薬局が何カ所もあり、一同に会する機会もなかなか持てない中、どのような企画を展開していくかはまだ模索の段階です。しかし今後も複数の事業所が共同して活動できる利点をいかした企画を考え実現していきたいと思っています。
<当日の演題は以下の通り>
・ 医療生協組合員交流会での活動報告(西参道薬局)
・ 1年目研修報告(ひかわ調剤薬局)
・ サプリメントアドバイザー(さかした調剤薬局)
・ ひかわ調剤薬局との交換研修に参加して(みどり薬局)
・ 富山の薬局へ支援して(ひかわ調剤薬局)
・ 患者様アンケートを行って(志村薬局)
・ 電子薬歴導入による業務改善と今後の課題(あすか薬局)
・ 電子薬歴導入による業務改善(ひまわり薬局)
・ 訪問服薬指導におけるコンプライアンス向上へのとりくみ(けやき薬局)
・ 文京区医師会学術集会で在宅患者訪問服薬指導の報告を行って(ごんげん坂薬局)
・ 糖尿病患者への学習会(平和台薬局)
・ なかなか治らないニキビがマラセチア菌であった事例(桜川薬局)
・ 4大学教育ワークショップに参加して(褐衷、)
・ 小児における抗生剤服用の実態調査(かえで薬局)
・ 研修医の調剤薬局研修について(ひまわり薬局)
・ わかくさ薬局開局2年の経過(しんでん薬局)
・ 調剤過誤防止のための取り組み(すずらん薬局)
・ 調剤過誤防止のための業務改善(ひまわり薬局浮間店)
・ 「かかりつけ薬局定着促進」事業 ふれあい介護予防教室 薬の話(谷中調剤薬局)
・ 薬局カウンターでのコミュニケーション(地蔵通り薬局)
・ 地域薬局との連携事例を通した今後の薬局活動(ひがし大泉薬局)
・ 介護保険給付変更による利用者への影響と今後の動向(居宅介護支援事業所ひかわ)
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