体験学習 5つの特徴

1、自分の目でみてふれる医療現場の実際

 皆さんは実際の医療の現場を見たことがありますか。そこには様々な生活背景を持った患者さんがいます。そして患者さんと共に歩む情熱あふれる医療人の集団がいます。
 それらが織りなす人間模様の日々の営みは大学では決して体験できないことでしょう。

2、患者さんから学ぶ……(心のかよいあう医療とは)……

 患者さんは社会的にも経済的にも様々な悩みや要求を抱える一人の人間です。
 私たち民医連の病院・診療所では「患者の立場に立つ医療」を絶えず追求してきました。
 各疾患ごとの患者会、地域の班会、友の会などの勉強会や相談活動なども日常的に援助しています。
 「医療不信」が叫ばれる昨今ですが、「心のかよいあう医療」は十分可能です。

3、What is “チームワーク医療”?

 医療現場では、医師・看護婦・薬剤師・栄養士・ケースワーカー・その他多くのスタッフが、専門の立場から患者さんについて検討し、一致協力して治療にあたっています。

4、地域医療をすみからすみまでワクワク体験

 薬剤師の訪問服薬指導、寝たきり患者さんの往診・訪問看護、地域住民や働く人々の健康活動、慢性疾患管理、リハビリステーションなど、地域に深く根をおろした医療活動を体験します。
 昼夜をわかたずとりくむ医療人の姿は、皆さんの目には、きっと鮮明に映ることでしょう。

5、薬剤師の仕事って、なに?

 薬剤師の仕事は調剤しかないように思われがちですが、実際には多種多様な内容があります。
 病棟活動、DI活動、TDM業務、服薬指導、症例検討、在宅患者さんへの訪問服薬指導、班会、患者会への参加、パンフレットをはじめとして啓もう活動など、薬剤師の活動を目で見、耳で聞き、体験してください。