東京民医連

東京民医連のご紹介

みんいれんTOKYO(機関紙)1面の記事の抜粋です

視角

 いい時代もあったんですよ。財布の中身を気にせず治療してもらえる、65歳以上のマル福医療証。革新自治体はT.O.K.Y.O作戦で全滅し、マル福は2007年6月でなくなってしまったけど。65歳になればもらえると楽しみにしていた人も多かったんだよ▼なんでなくなったんだろう。お金がないから? でも新銀行東京には1400億円投入しているし。そもそも何で自治体が銀行やるの? 店舗は本店のみの銀行、どういうこと?▼オリンピック開催準備積立金4000億円はそのまま。900億円あれば75歳以上医療費無料化実現できるのに▼命と暮らしを守るのが自治体の役割でしょ。働きたい人が働け、病気の人が病院に行ける、未来を担う若者が希望を持てる。この要求変ですか?▼チュニジアのベンアリ政権崩壊、エジプトのムバラク政権退陣、リビアのカダフィ政権崩壊寸前。人間が人間として生きる権利を求める流れは只今東に移動中▼あっ、私は東京タワー。正式には日本電波塔。遠くまで見えるんです。53年間東京を見つめてきました。今度スカイツリー君と交代します。なんでも国会病院で働く予定の医師が、急きょ、都庁病院から緊急呼び出しを受けたそうですね。中国からまたパンダも来たことだし、そろそろ都知事も交代し白黒つけますか。(秋)