東京民医連

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みんいれんTOKYO(機関紙)1面の記事の抜粋です

孤立死をうまない活動や健康づくりの多彩な活動 健生会目標達成

健生会グループと三多摩健康友の会

 健生会グループと三多摩健康友の会は月間目標1400人を達成し、1535人の新しい仲間を迎え、同時に友の会が年間目標とした2万4000人(過去最高現勢)を突破する大きな前進を築くことができました。
 昨年三月、連続して起きた地域での孤立死は、私たちにとって大きな衝撃でした。そこで孤立死をうまないために、友の会会報配達員・ブロック役員と協力した約5千人の高齢者会員の訪問活動を進めました。また、たまり場づくりや送迎サービスなど多彩な助け合いを通して、会員や地域の方と交流することで絆が強められたことが特徴です。
 もう一つの特徴は「15万人に呼びかける健康づくりの大運動」に取り組んだことです。今年度、新たに認知症予防教室を開始し、「友の会に入って健康づくりをご一緒に」と約9万人に呼びかけました。認知症予防教室には医師や健康運動指導士、保健師、歯科衛生士などの専門スタッフの関わりが深まり、脳イキイキ体操や健康体操などのテキストが作成されて地域で活用されました。保健予防、認知症予防、セラバンドリーダーなどがたくさん育成され、6支部で独自の保健委員会を開催して支部の健康づくりを支えて活動しました。
 年度末まで引き続き高齢者訪問の取り組みを進めます。また、1月から会員の1割、2300人を目標に大腸がん検診を開始し、新たに地域の方とのつながりを広げていきたいと考えています。
(健生会 社保組織部 羽田 邦雄)