東京民医連

東京民医連のご紹介

みんいれんTOKYO(機関紙)1面の記事の抜粋です

視角

 記録的な大雪に襲われた冬が過ぎ、桜が満開となり、待ち遠しかった春本番になりました▼しかし、憲法改悪の策動、原発再稼働の動き、消費税増税の強行、医療・介護をはじめとした社会保障の改悪など、安倍政権の暴走で国民生活は「真冬」の寒さに襲われています▼安倍政権は、医療・介護などの社会保障で公的責任を縮小し、「成長産業」と位置づけ、営利企業はビジネスチャンスとして虎視眈眈と市場拡大を狙っています。お金のあるなしで受けられる医療・介護に差が生まれることなど絶対に許せません▼この激動・激変の情勢の中、東京民医連第52回総会が開催され、2年間の運動方針を決定し、新役員の選出と第5次長計の論議が行われました。総会では、診療所や街頭での「何でも相談会」や無料低額診療事業の取り組みなど、「人権としての社会保障」を守る実践が多数報告されました▼新年度になり、東京民医連にたくさんの新しい仲間が加わりました。「人のために役立ちたい」と、医療・福祉の道を選んだ新入職員のみなさんを心から歓迎します。民医連は「無差別・平等の医療と福祉の実現をめざす組織」(民医連綱領)です。言うは易く行なうは難い目標ですが、職場の仲間や地域の方々、患者さんや利用者さんから学び、ともに成長していきましょう。(及)