東京民医連

東京民医連のご紹介

みんいれんTOKYO(機関紙)1面の記事の抜粋です

春の全医師集会開く
128人参加 第52期の方針を確認

 5月24日、東京民医連・春の全医師集会がラパスホールで開催され、128人が参加しました。
 まず2013年度の特徴的な活動について、「都内救急医療の現状と東京ルール幹事病院のとりくみ」(大田病院・田村直医師)、「病棟医療活動における医科歯科連携のとりくみ」(東葛歯科・堀内悟医師)、「地域医療で求められる精神科医療と医師育成」(みさと協立病院・田井健医師)、「家庭医教育診療所としての3年間」(やまと診療所・神谷寿美子医師)から報告がありました。
 続いて「福島・わたり病院をとりまく現状」について、わたり病院看護師の根本利恵子さん、安斎恵子さんから報告を受けました。震災・原発災害から3年が経過したが、日常を取り戻しつつある中で健康不安も消えてはいないこと、低線量被ばくの健診・検査・医療の継続的保障や原発労働者の労働条件改善などが課題であると語られました。
 山田医師委員長からは東京民医連第52期の医師部方針について、(1)医学生とのかけ橋として飛躍する、(2)初期・後期研修内容をさらに向上させ、安心して研修できるシステムを構築、(3)医師政策で掲げた常勤医師450人を早い段階で達成の3つの柱を中心に説明されました。
 研修修了者を代表して、みさと健和病院の井上裕次郎医師(2年修了)、大田病院の前田美香医師(5年修了)から、それぞれの研修について生き生きと報告がされました。
 互いの取り組みや成長に学び、第52期の方針を確認できた全医師集会となりました。