東京民医連

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みんいれんTOKYO(機関紙)1面の記事の抜粋です

年頭にあたって
東京民医連会長 根岸 京田
民医連の原点に立った運動体に

 東京民医連の職員、共同組織の皆様、明けましておめでとうございます。
 昨年の世界情勢は、アメリカのトランプ大統領の横暴、北朝鮮のミサイル発射、あらわになった中国の大国主義、そして相変わらず吹き荒れるテロの嵐と、平和と安寧を願う諸国民の願いとは裏腹にグローバル資本主義とそれに追随する新自由主義的政策がもたらす矛盾が世界中に拡大した1年であったように思います。
 一方で、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)が、122か国・地域の賛同を取り付けて核兵器禁止条約を成立させ、ノーベル平和賞を受賞したという明るいニュースもありました。とりわけ、ICANの中心メンバーが30代、20代の若者だったことに将来に対する大きな希望を感じました。本来は日本国政府が主導すべき立場であったのにも関わらず、棄権どころか反対に回ったことは悲しいことでした。
 国内の政治情勢では7月の都議選と10月の衆院選がありました。政治の世界は一般市民の生活の場からは遠く離れてしまったようですが、北海道や新潟、東京でも野党共闘と市民連合の連携が機能していた選挙区では、統一候補が勝利することができ、諦めないことで政治の流れを変えることができることを実感することができました。
 東京民医連では各種の社会保障活動に取り組む一方、全日本から提起された「医療・介護活動の新しい2つの柱」を積極的に受け止め、保健・医療活動部を中心に学習会を開催するとともに、地域包括ケア交流集会、医療介護活動運動交流集会、青年学習交流会・ゆるつど、などの集会を企画し、活動の振り返りと経験交流を進めてきました。
 経営と医師をはじめとした後継者育成は引き続き大きな課題です。地域での事業所の立ち位置、経営、マネジメントが小手先の対応だけでは行き詰まってしまう時代です。
 今年は民医連の原点にこだわり、地域の要求に応え、地域の健康と人権を守り、健康なまちづくりを進める運動体であることを鮮明にしていきましょう。今年も東京民医連をどうぞよろしくお願いいたします。