東京民医連

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みんいれんTOKYO(機関紙)1面の記事の抜粋です

安倍九条改憲阻止へ
楽しく学びつつ皆で行動
志村さつき苑 九条の会

 2015年9月、戦争法を強行採決した安倍政権への怒り。この採決の前後、志村さつき苑(板橋区坂下)の労組と経営は、地域の方々とともに初めて、苑内外の宣伝・署名行動(チャリンコ宣伝・3駅頭宣伝・フロアー署名行動)に取り組み、職場決議を行ってきました。
 「何もしないというのは、私は不作為の戦争責任がある、そんな思いに駆られる。次の世代に不作為の戦争責任を負わせないために、私たちに与えられた課題と思っています」(九条の会第6回全国交流討論集会、伊藤真弁護士)の通り、主権者として、今やれることを皆で進めてきました。
 これらの行動をその場だけのものとせず継続した平和運動とするため、2016年に「志村さつき苑 九条の会」を立ち上げました。第1回総会の学習会での田村弁護士の話に触発され、憲法カフェを開催。沖縄・ナチス(緊急事態条項)・共謀罪・九条・瀬長亀次郎などをテーマに報告やDVDの視聴をし、戦争と平和について語り合う場を設けてきました。また、フィールドワークとして、昭和館見学も取り組みました。
 昨年の総会では、地域の現代史研究者森山氏を講師に昭和の戦争史を学びました。楽しく学びつつも、戦争法反対の運動以上の運動が求められていると思います。今年も九条改憲阻止に向け、取り組んでいきます。
(志村さつき苑 三友節子)