東京民医連

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みんいれんTOKYO(機関紙)1面の記事の抜粋です

オスプレイ飛ばすな!
平和で自由な空を守ろう!
横田基地への配備撤回求め集会

 「横田基地にCV22オスプレイを配備する」―防衛省と外務省は、墜落事故が相次ぐ米軍のオスプレイをこの夏にも東京に5機運び込むことを発表。これを広く市民に知らせ、配備計画を撤回させるため、民医連も参加する総がかり実行委員会は6月5日に日比谷野外音楽堂で集会を行い、3100人が集まりました。
 照屋寛徳参議院議員は、「沖縄ではオスプレイが飛行ルートを守らず夜まで飛んでいる。低周波独特の爆音で健康被害も出ている。こんなオスプレイを4機393億円で追加購入し、日本中を飛び交うことを許せますか?」と訴え、また、東京憲法共同センターの女性は、「横田基地周辺には51万人の住民、30校の小中学校があり、地元の子どもたちはオスプレイに怯えている。私たちの小さな声こそ、配備反対の大きな力。地元議会の反対を押し切って米軍の言いなりになり、国民の命を守らない政権は今すぐ変えましょう!」と語りました。
 集会には、韓国からパク・クネ前政権を退陣させた市民運動家も参加。「朝鮮半島に平和が近づきつつある。勝利した韓国のキャンドル行動が日本にも燃え移ることを願う」とキャンドル8千本を寄贈。参加者は「真実は沈まない」を歌いながらキャンドルウエーブを行い、最後の集会決議で東京健生病院の高畑佳苗さんが「住民の命や暮らしを無視して、勝手にオスプレイを飛ばすことは許されません」と読み上げると、参加者から「そうだ!」の声があがりました。集会後は銀座の街に「オスプレイ飛ばすな」のプラカードを掲げたパレードの長い列ができました。
 日本政府は今後10年かけて、オスプレイ10機と450人の米軍関係者を横田基地に配備しようとしています。民医連綱領の「安心して住み続けられるまちづくり」実践のために、全国の運動と連帯しながら抗議の声をあげていきましょう。韓国の民主主義運動に学んで、憲法改悪・戦争への道を阻止しましょう。