東京民医連

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みんいれんTOKYO(機関紙)1面の記事の抜粋です

いま最大の課題に全体の英知と力を結集し、東京の医療と介護を守ろう
東京民医連第55期定期総会開く
新型コロナウイルス感染拡大下書面にて諸議題確認し役員選出

 東京民医連第55回定期総会は、4月25日午前10時から午前10時45分まで、TMR研修センター(東京都豊島区)において、開催されました。新型コロナウイルス感染が拡大する中で、総会代議員の実出席は4人(東東・北中・西南・三多摩の各ブロックから1人)として、その他は書面による出席のもとで行われました。
 土井周次県連副事務局長による開会あいさつの後、議長に佐藤哲代議員(東東ブロック)を推薦し確認されました。佐藤哲議長(以下「議長」)が議事進行と総会役員に関する以下の4つの提案を行い確認されました。
 (1)第1号議案(総会方針とスローガン)、第2号議案(2018年度・2019年度決算と会計監査報告)、第3号議案(2020年度予算案・2021年度概算予算案)の採決を書面議決で行うこと。(2)役員選出について、役員選考は理事会推薦名簿に基づき議長が行うこと。(3)選挙管理委員長に平野裕三代議員(三多摩ブロック)、選挙管理委員に小西艶子代議員(北中ブロック)、野口修二代議員(西南ブロック)を選出すること。(4)議事運営委員に西坂昌美県連事務局次長を選出すること。
 つづいて、根岸京田県連会長があいさつを行い、物故者への黙祷を行いました。その後、議長は書面議決の確認と役員選考に、選挙管理委員会は開票作業に入るため、議長が議事を休会しました。
 議長が議事を再開し、書面議決数は189であり、総会代議員200人の半数以上で本総会が成立していることを報告し確認されました。また、第1号議案が保留1・反対0・賛成188の圧倒的多数、第2号議案が賛成189の全会一致、第3号議案が保留1・反対0・賛成188の圧倒的多数で採択されたことを報告し、確認されました。次に、議長が役員選考結果について「理事会が推薦した方は全て次期役員に相応しい」と報告し、確認されました。
 平野裕三選挙管理委員長が、以下の選挙に関する報告をしました。選挙の方法として、投票用紙の郵送による信任投票で行ったこと。代議員200人よりの投票数は193、そのうち有効投票数は191で、候補者全員が有効投票数の半数以上の得票数で信任されたこと(最高得票数191、最低得票数190)。以上の報告が確認され第55期役員が選出されました。
 久保田高穂県連事務局次長が退任役員を紹介したのち、新理事会を代表して、今井晃県連事務局長があいさつを行いました。議長が議長と総会役員の解任を宣言し、総会議事は全て終了しました。

 

第55回総会スローガン
○誰もが個人として尊重される社会をめざし、核兵器廃絶・安倍9条改憲ストップ・人権としての社会保障の実現に向けて力を合わせよう!
○医療・介護活動の2つの柱の実践を進め、共同組織とともに地域の福祉力を高めよう!
○民医連医師・職員として育ちあい、事業と経営を守り抜き、無差別・平等の医療と福祉の実現をめざす運動を未来につなごう!