東京民医連

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みんいれんTOKYO(機関紙)1面の記事の抜粋です

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 今年は地方選挙が全国各地一斉に行われる4年に一度の「統一地方選挙」の年になります▼この統一地方選挙は毎回特例法(地方公共団体の議会の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律)によって投票の日程が定められているそうです▼始まりは第2次世界大戦後に日本の新しい政治制度・地方自治制度を確立する中で、1947年(昭和22年)5月の日本国憲法施行に先立って同年4月に全国首長・議会議員の選挙を実施しました。選挙への関心向上を目的として、4年に一度、首長・議会の改選タイミングが同じ時期に訪れることから、3月1日から5月31日の間に任期満了を迎える首長・議会議員の選挙を行うことになりました。当時は「地方統一選挙」と呼ばれたそうです▼今、世論調査では多くの国民が厳しい批判の意思を表明しています。大軍拡のための増税にも国民の7割以上が反対しています▼コロナ禍や物価高騰などにより、私たちの生活はさらに厳しさを増しています。生活の困窮は、健康の社会的決定要因といわれます。今、私たちの健康権は大きく脅かされています。社会保障制度の再構築にむけ地域から憲法を守り生かし、民主主義を守る意思を示す絶好の機会です。各地の統一地方選挙で私たちの声を届けましょう(一)