あなたも「民医連」の医師になり、私たちとご一緒に活動しませんか?
医学生の皆さん、理想の医師を目指して、学習に実習、国家試験へと勉学の毎日でさぞお忙しいことでしょう。私は東京民医連「共同組織」会長の野崎衷(のざき まこと)です。皆さんにぜひ「民医連」の医師になられて、私たち「共同組織」とご一緒に、国民の医療を守り、発展させていただきたいと願いを訴えさせていただきます。
私たち[共同組織]は、健康といのちをテーマに東京民医連の医療機関と力をあわせて、健康で安心して住み続けられる街づくりを目標に活動している、自主的な地域住民の組織です。東京民医連の医療機関とともに地域ごとに組織され、加入者は東京だけ25万人おります。現在では、NPO法人(特定非営利法人)でヘルパーステーションなど新たな取り組みもはじめています。
●ボランティアとして活動していますが、主なものは、次のようなものです。
☆愛の助け合いネットワーク
ヘルパーステーション・高齢者の“見守りネットワーク”移送ボランティア、配食サービス、医療とくらしの相談etc
☆生き生き保健予防活動
班会・医療懇談会・大腸がん検診・青空健康チェック・健康まつり・子育てサークル、その他ダンス・絵手紙などの趣味の会などです
☆社会保障の充実に向けて
医療・介護の改善運動、病院・診療所・介護施設の建設なども行っています。 |
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皆さんに医師として参加していただきたい東京民医連はこのような活動をてんかいするのになくてはならない医療機関で、地域の患者・住民と「共同組織」のブロック・班とともに手を結び、医療・福祉のネットワークをつくっています。地域住民にとっては、差額ベッドをつくらない、医師・看護師すべての職員のチームワークのとれた、熱心で信頼でき、組織的に地域に出て、一緒に活動してくれる医療機関としての評価が定着しています。
プライマリヘルスケアから高水準の医療まで患者の立場に立ち、トータルな医療が展開されています。
病院では、最新の医療設備と技術を駆使して、ヒューマニズムに貫かれた医療が展開され、特に医師は地域の優れた臨床医としても、地域医療のチームリーダーとしても活躍しているのが特徴です。診療所は、気軽にかかれるアットホームな雰囲気で、地域住民の“手作り診療所”といった感じで、外来・往診をし、訪問看護ステーションや薬局、在宅支援センター、ヘルパーステーションとのネットワークで細やかな地域医療が展開されています。すべての職員が患者の立場に立って、親切な医療機関として評判です。
また、医療・福祉が厳しくなる中で、「もっとも困っている人への最後のよりどころ」という医療方針には、医療機関としての存在意義が輝いて見えます。病院経営の厳しい時代に、ありがたいことと資金や建設にも地域からの支援されています。
医師養成では、東京民医連として臨床研修病院群を形成し、研修医のうけいれを行います。研修後、どの分野に進むにしても基本となる診療能力の習得と地域で頼りになる実力とハートを持つ地域医療の担い手の育成を目指しています。
「講義ばかりで本当の医師になれるのか」「そもそも医師はどんな仕事なのか知りたい」など医学生や高校生の要望に応えるために、病院・診療所で実習や一日医師体験が出来ます。奨学生制度もあります。活用してはどうでしょうか。
いま、日本の経済と国民の暮らしが、戦後最も不安で、いままでにないような危機に瀕していると思います。安全性が確保され、必要な時に、医療費の心配なく、良質な医療が安心して受けられることは国民の願いです。「共同組織」25万人は、そのために、日夜活動しています。ぜひ、あなたも東京民医連の医師となって、私たち「共同組織」と一緒に夢と希望を切り開く素敵な21世紀の医療を築こうではありませんか。
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