東京民医連

看護学生のページ

看護改善のとりくみ

命と健康守るため 看護師増員と看護労働の改善を!

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◆いま、看護の現場が大変

看護師の平均離職率は11・6%、新卒看護師は9・3%。日本全国で、1年間に看護学校140校分の看護師が退職しています。

7月19日、厚生労働省との交渉では、看護師が現場の過酷な実態を涙ながらに訴えました。

「病棟では医療機器の管理、患者さんの対応に加え、膨大な書類整理に追われています」「新卒看護師たちは疲れ果て、心を痛めて辞めていきます」「公立の看護学校を増やしてください」。

今年4月の診療報酬改定により、入院患者さんに対し看護師を多く配置する新たな基準ができました。しかし大幅マイナス改定のもとで、看護師の人数が病院 経営を左右する条件の1つとなってしまったため、し烈な看護師争奪戦を巻き起こす結果となりました。都心部では斡旋業者による看護師引き抜きまで始まり、 私たちの身近なところでも行われています。

◆最大の被害者は患者・家族

厚生労働省は看護師不足を認めようとせず「病床削減がすすめば、看護師は足りる」と言っています。しかしその最大の被害者は、行き場を失う患者さん・ご家族ではないでしょうか。

私たちは地域のみなさんの命と健康を守りぬくため、看護師増員と看護労働の改善を求める大運動にとりくんでいます。

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◆ナースコール すぐ応えたいのに…

大田病院 佐藤美穂さん(22)

昨年春に入職した2年目の看護師です。整形外科・外科病棟(50床)に25人の看護師が3交代で看護にあたっています。

一番大変なのは、深夜勤務(夜11時半から翌朝9時勤務)の時。私の病棟は2階3階にフロアが分かれているため、実質1人で30人の患者さんをみること になります。手術前後の患者さんや抗がん剤治療で入院の患者さんなど、ちゃんとお話を聞いて、精神的な支えにもなりたいのです。でもナースコールが同時に いくつも鳴り出すと、それどころではありません。看護学生の頃、ナースコールにすぐに応えられる看護師になりたいと、それが目標だったはずなのに…。

 

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勤務中、眠いと感じたことはありません。30人の命を預かっているという、緊張感があるからです。それだけに、自分の体調が悪い時は辛いですね。熱があっても急には勤務を替われないから、こんな状況でミスをしたら、と思うと…怖いです。

もちろん、喜び、やりがいを感じることも多い職場です。大田病院では月に1回、退院された患者さんのお宅を交代で訪問していますが、退院後の生活もきちんと視野に入れた看護は、民医連ならではだと思います。

もともと勤医会・東葛看護学校に通っていた時、患者さんの職場を体験する地域フィールドという授業があり、大田区の町工場で働く人々が大田病院に寄せられる信頼を肌身で実感したことが、この病院に就職するきっかけでした。

多くの先輩ナースのように、私も常に患者さんの心に寄り添える看護師でありたいと思っています。

安全でゆきとどいた医療は国民の願いです。

看護師増員を求める署名にご協力をお願いします。

看護師を増やす署名にご協力下さい。